ずいぶんと前のことになるけど、NetFlixで、Advanced Styleという映画を見て、すごくいいな、と思った。
Iris Apfel 


この人本当にステキ!一気にファンになってしまった。
自分がいい気分でいるために、自分が本当に好きなものを着る。この潔さ、かっこいい。
「誰が何と言おうと私はこれが好き。」
確かに、人と同じように、目立たないように、と思ってするおしゃれなんて、本当はつまらない。
90歳を超えるこのステキな女性のスタイル!
おばあちゃんなんて呼ばせない、この気迫。
こんな女性の先輩がたくさん増えたら、私たちが年をとることなんて怖くないし、この世界はもっとカラフルでたのしくなるんじゃないか、と思う。
この年でこの色は着れない、というのではなく、この年だから、もっと楽しく自由に着てみよう。という、意識。年を重ねて、自由になった意識でするおしゃれ、そんなのって本当にステキ
昔、大好きな宇野千代さんが言っていた
「おしゃれをしないのは、泥棒よりも醜いとおもいます」
という言葉の迫力に国境と時代を超えて、同じスピリットを感じる。
「おしゃれをしないのは醜い」と言ったのはつまり、自分をきれいに見せようとする、きれいでいようとする向上心とか美意識とか、そういうポジティブなマインドが欠落しているように見えるからかな。
私たちには、いつも、自分をごきげんに保っておく、という責任がある。
なぜか。
それは、自分のいい気分は周りの人たちもいい気分にするから。でも、それよりも何よりも、自分の気分がいいほうが、気分悪く生活しているよりも楽しいから。
当たり前か?
人生の目的は、なるべく毎日気分良く生活すること、それに尽きると思う。
「幸せ」って、つまり、今この瞬間を気分よく生活している、っていうことの積み重ね。
だから、いつも自分をごきげんに保っておくための自分なりのツールはたくさんあったほうが楽しい。

おしゃれ


これほどに、自然と気持ちがうきうきするものってあるかな。
お金はかけなくたっていい。限られた予算の中で、どうやってお気に入りを見つけられるか、そういうのだってゲームとして楽しんでしまえばいい。
それを、お金がないから。とか時間がないから。ってあきらめてしまわない。
ティーンエイジャーの時に見た昔の映画、Pretty in Pink のMolly Ringwald が大好きだったのも、
「風と共に去りぬ」のVivian Leeがステキだなーと感じられるのも、
それはつまり、逆境におかれても、頭を使い工夫して「おしゃれをする」ということを忘れず、強くポジティブに生きる姿が感動的だったからだと思う。
そして、なんだかんだ言って、人は外見で人を判断する。
運だって、きれいにしている人のところに集まっているみたいだし。
おしゃれをしてきれいにしている人の周りは、やっぱりぱっといい空気が流れているような気がする。
きれいにしている人の方が、身なりに気を使わない人と一緒にいるよりも、周りも気分がいい。
結局、自分を大切にして、自分が本当に気分よくいられるもので自分の身をまとおうとすること、きれいでいようとするその意識がその人を美しくしていくのだろう、と思う。
おしゃれって、とっても大事。💝