宇宙のルール 新しい時代 05/05/2019 / 令和という時代になり、昭和の私はなんか急に年をとってしまったような気がする。 イギリス暮らしの私の平成娘たちには、この日本の時代の変化が全くピンとこないようだけど、私は一人、これから日本は、世界はどんな風に変わっていくのだろう。と考えていた。 きっと、これからもっと激動の時代になるだろうと思う。肩書とか、学歴とか、我慢とか、根性とかそういう古いものはどんどんなくなっていき、もっと、その人それぞれの素のままでつながれる、その人それぞれの本質で生きていける時代になると思う。 もちろん、それは一人一人個人の選択だけど。 その人の本当に好きなこと、したいことを素直に表現して、それはお互いにぶつからず、お互いに助け合える。 お金なんかもらえなくてもかまわないほど好きでたまらないことを思い切りやって、それでみんなに喜んでもらって、その結果何だか知らないうちにお金がいっぱい転がり込んでくる。 そんな風に働きたい。 みんなと喜びを与えあい、みんなで一緒に豊かになっていく。もっと本来の自分の姿を思い出し、本来の自分のままで自由に生きていける。 理想主義と笑われるだろうか。でも、実際に、現実をつくっていくのは私たちの意識なわけで。 そうだとしたら、私たちはどのような現実をつくっていきたいのか、はっきりと意志をもって生きたいと私は思う。恐れや心配ごとに心を奪われて、びくびくと生きていくのではなく。 うちの14歳の長女は、言わずと知れた韓国のポップグループ、BTSが大好きで、寝ても覚めてもBTS。通りすがりのトラックの小さな認証番号のようなアルファベットの中にもすかさず [BTS] の文字を見つける。この曲は35秒目から誰々のボーカルが入る。という驚きのおたくぶり。その止められない「好き」の気持ちのはけ口を探すかのように、彼女は自分でデザインしたBTSクッションを帰宅後、ちくちく縫っていた。そうやって、はじめて自分で時間をかけて作ったクッションは、同じく熱狂ファンの友達にプレゼントして、同じものをもう一つ自分にも作った。誇らしげで本当に幸せそうだった。 12歳の次女はある仮想現実のゲームにはまって、なんとスタッフにまで昇進していたらしい(!?)彼女曰くこのゲームの中では「有名人」らしい。 「ゲームばっかり、してないの!」と言いたくなる気もしないでもないけど、でもやっぱり私は、イキイキと好きなことに目をキラキラさせている娘たちを見ているのが、最高にうれしい。 変なプレッシャーに負けたり、変な理屈を身につけず、自分の「好き」を大切に、そのまま楽しく幸せに生きていってほしい。 本当にそう思う。 自分がイキイキと心から幸せなら、周りの幸せを素直に祈れる。そんな風に周りにどんどん幸せを伝染させて、愛と平和の時代がつくられるのだと思う。 新しい時代の幕開けに、そんなことを思った。