すまい,  小さな幸せ

大正ロマンな家

いつ頃からだったんだろう。

大正ロマン風の家やインテリアへのあこがれがあった。竹久夢二や蕗谷虹児のロマンチックな雰囲気が大好き。

落ち着いた木の質感とアールデコと和洋折衷の大好きな雰囲気。だから、家探しの時にこの家を見つけて本当にうれしかった。

美よりも便利さ?を追及した白いプラスチックばかりの窓枠ばかりの家が多いなか、きれいに手入れされた木の枠の窓を見つけたから。1930年代、アールデコの時代そのままオリジナルの窓のステンドグラスと暖炉。家中にあたたかい木のぬくもり。ドアノブやライトの取り付け部分なんかの細かいところもオリジナルを大切に使おうとしてきた、前の住人のセンスが感じられてうれしい。

丁寧に暮らす人が住む家って幸せ。

この家に入って、すぐそんないい雰囲気を感じた。丁寧に選んで、本当に気に入ったものだけ、本当に大好きで気持ちのいいものだけ厳選して家におこう。そんな風に思わせられる雰囲気の家だった。その窓は、結局あまりにひどい隙間風と防犯対策のためにあえなくプラスチックにせざるをえなかったけど、あちこちまわって、プラスチックだけどオリジナルの雰囲気をなるべく残せる良質の窓に変えてもらった。安易なプラスチックは醜いけど、やっぱり必要なところもあるのかも。

この家は、決して大きな家ではないけれど、大好きなものに囲まれた私の一番のお気に入りの場所。観葉植物がたくさん元気に生い茂り、お手入れするのがとても楽しい。もっともっとジャングルみたいにいっぱい緑にしていけたら楽しいな。と思う。昔祖母がよく植物に話しかけていて、こうして優しい気持ちで手をかけてあげると元気に育つのよ、と言っていたことを思い出した。

庭は子供たちのために仕方なく買った醜いトランポリンがあまりにも大きなスペースを占領してしまっている。ブームが過ぎ去り、ただ醜いだけのトランポリン!これを早く取り除いて、空いたところにガーデンテーブルを置き、そこに日よけになるように木枠をたてて蔓をつたわせてところどころにキャンドルをおいて、夏はたくさん庭で食事ができると楽しいな。と思う。ものおきと化していたサマーハウスも中でごろごろして本が読めるような空間が作れるといい。そんな優雅なことができる時間はいつか来るかな。

妄想は楽しい。

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