【2020年3月 お金について】
3月13日に行われた「お金」をテーマにしたラボでは、『ユダヤ人大富豪の教え』などで有名なベストセラー作家の本田健さんが、去年英語で初出版された”happy money”を読みました。
日本語で読めたらもっと良かったけど。。まいっか。
コロナウイルスの影響で、今私たちが経験している急激な世界の変化と、これからの経済に対して社会全体に不安が広まっている今、とてもタイムリーで必要なテーマだったと思います。
こんな時期だからこそ、本当に自分としっかり向き合っていくことがとっても大切。
...というより、ほとんど強制的にみんな、それぞれに自分と向き合わざるをえない状況になっている、という方が正確かな?
自分が一番大切だと思っていること、本当に感じていること。
その中でも、お金に対する感情は複雑で根深いものがあり。
ということで、今回のラボは、お金に対する考え方を根本的に見直すいい機会になったと思います。
この地球に今生きている私たちは、生きていく上でどうしてもお金が必要です。それなのに、私たちのほとんどはお金との健康的な関係を持っていません。
私たちは、気づかないうちに、今までお金に対するネガティブな感情をたくさん刷り込まれてきています。
「お金の話をするのはえげつない」とか「お金は恐いもの」とか、お金に対してネガティブな感情を持っている反面で、私たちはみんなお金に「安心」を求めすぎだったのかな?
ラボ仲間の一人は、昔経験した極貧生活の中で「なんとかなる」ということを経験したことが、これからも「なんとかできる」という確信になっていることを話してくれました。貧しかった時、周りがこぞっておごってくれていたこと。
私がこのラボで読んだhappy moneyの中で、一番心に残っていること。
「結局のところ、人に本当に安心を与えるのは、人とのつながりであってお金ではない。」
ということ。
お金に困ったときは、周りに助けを求めればいい。
助けてもらうことは、全然格好悪いことじゃない。
助けてもらったら、次に自分が助けてあげられるようになった時に、また周りを助けてあげればいいんだから。
今こそ、もっと周りと助け合って生きていく時じゃないかな。
これから、もっとそうなっていくんだろう。
幸せでいるというのは、幸せなお金の流れの中にいる、ということと等しい。
幸せなお金と不幸せなお金。
恐怖にとらわれたお金ではなく、愛と思いやりのこもったお金の流れを作っていくこと。
お金は、本来「ありがとう」が形になったもの。
気持ちよく「ありがとう」と言われる仕事をしてお金を受け取り、気持ちよく「ありがとう」と言ってお金を払う。
「足る」ことを知り、手持ちのお金の額にかかわらず、感謝してただ豊かな気持ちで生活すること。
これからいろいろ経済的に大変な時期が来ると思うけど、きっと、分け合えるところは分け合って、助け合っていけばいい。
人を大切にしながら、一番身近なところから「今自分に何ができるかな?」といつも考えていく。そうすれば、少しづつでもきっと道は開けてくるんじゃないかと思う。
そうしていたら、他人を糾弾したり、不平を言ったり、むやみに怖がったりしているヒマはない。
恐怖をベースにした社会から愛をベースにした社会へ。
きっと、これから、もっとそんな時代になっていくんだと思う。
そういう時代にしなくてはいけないと思うし、私がこれから生きていきたいのはそういう社会。
今、ひとりひとりが、どちらを選択するか、それを問われているのだと思う。