毎日を幸せに生きていくために、まず一番はじめにしなければいけないことは、
「幸せに生きていく」と決めること。
あまりにも当たり前だけど、この覚悟を意識的にすることがすべてのスタート。
まず、そこを明確に意識できたら、
自分にとっての幸せとは、どんなものなのか、具体的にイメージしてみる。
自分にとって大切なものは何かを明確にします。
自分はどんな時に幸せな気持ちになるんだろう。
誰かの目線の「幸せ」ではなくあくまでも自分のハートからふつふつと湧き上がる幸せ。
私たちは毎日の生活があまりにも忙しくて、
「幸せ」なんていうふわふわしたものについて考えたりする余裕は
なかなか持てなかったりする。
でも、私たちは、家のローンを支払うために生きているわけでも、
ただひたすら定年まで働くために生きているだけでもありません。
この地球に生まれてきた以上、
自分の命を十分に生かして、
自分に与えられた環境の中で幸せになろうとしなければ
死んでも死にきれないくらいもったいない。
幸せな感情とは
楽しい、リラックス、愛を感じる、つながっている、わくわくする、希望、
何でもできる、自由。
という、体が軽くなるような感情。
不幸な感情とは、
イヤな気持ち、緊張、怒り、嫉妬、縛られている、無価値観、恐怖感、つまらない。憂鬱。
という体が重くなるような感情。
自分はどんな時に幸せを感じて、どんなことを一番大切に思っているのだろう。
もし自分の今の生活が、イヤだなぁ、と感じるのであれば、
自分の中で「イヤでない状態」つまり自分が望む状態、というのがわかっている、ということ。
イヤな感情は、何か、自分の中に本来の自分からズレてるものがある、
ということを知らせてくれるツールとして出てくる感情です。
なので、そんな時は、自分に
「なんか、変な信念にとらわれてない??」
と聞いてみます。
「学校は何が何でも行かなければいけないもの」
「大学に行かないと社会で成功できない」
「人前ではいつもニコニコしていなくてはいけない」
「結婚しないと幸せになれない」
「何かをしていないと自分に価値がない」と思ってしまったり、
あるいは忙しく何かをしていないと、自分自身に価値を認められなかったり。
でもそれって本当にそうなのかな?
こうすべき、こうでなければいけない、という思いを頑なに握りしめていると、
自分の信念に合致しない周りの人を不必要に裁いてしまったり、
自分の信念に合致しない本当の自分と向き合ったときイヤーな気持ちが出てきます。
自分をぐるぐるに縛る信念に、まず気づいて、手放してみる。
で、聞いてみる。
「私が一番大切にしたいものは何だろう?」
「私が本当に幸せだと思うのは、どんな時だろう?」
そして、自分の中から湧き上がる幸せな感情を持って生きていこう、と決めること。
どんな信念を持っているかで、出てくる感情やそれにともなう行動が変わってきます。
目の前に全く同じ現実があったとしても、その人がどんな信念を持っているか、によって、
その人にとっての幸福度は全くちがったものになります。
なので、幸せは、自分がおかれている状況に左右されるものでなく、
自分で選択していく感情 だと言っていいのです。
まずは、自分の幸せのイメージを言語化し、
ただ思いつくままに紙に書きだしてみるといいかもしれません。